Assurantのデータによると、下取りプログラムにより
2021年第4四半期だけで10億ドル以上を米国消費者に還元

 

東京、2022年3月29日 — 革新的なハウジングとライフスタイルソリューションを提供するグローバル・プロバイダーであるAssurant (NYSE:AIZ)が、2021年に携帯端末の下取り・アップグレードプログラムを通じて、31億ドル(約3,580億円)を米国消費者に還元したことを明らかにしました。Assurantの2021 Annual Trade-in and Upgrade Industry Trends report2021年下取り・アップグレードに関するトレンド報告書)によると、この金額は2020年に達成した21億ドル(約2,427億円)を10億ドル近くも上回り、さらに2019年のパンデミック発生前の水準である24億ドル(約2,774億円)をも上回る結果となりました。

さらにAssurantは、昨年の第4四半期に関する洞察に関する報告書も発表しました。本報告書によると、2021年第4四半期は下取り・アップグレードプログラムを通じて11億ドル(約1,271億円)を米国の消費者に還元し、これは同年第3四半期の7億5,700万ドル(約875億円)から40%増、前年同期比34%増となっています。さらに、2021年の第4四半期のオンラインでの下取り台数は前期比220%増、前年同期比42%増となりました。

このデータは、携帯端末の下取り・アップグレードプログラムが5G端末へのアップグレードを促進する上で重要な役割を果たしていることを示しています。消費者における5Gの普及は販売される5G携帯端末に依拠するものであり、Global Mobile Suppliers Association(GSA)が行った最近の調査によると、2021年末までに850台以上の5G対応モデルが販売される見込みです。より魅力的かつ手頃な価格で携帯端末をアップグレードできるプログラムは、市場に大きな影響を与えています。

Assurantが2021年に発表したTrade-in and Upgrade Industry Trends reportの主な調査結果は以下の通りです。

  • 2021年に下取りやアップグレードプログラムを通じて最も多く下取りに出された端末の上位5機種は、引き続きiPhoneが独占しています。同年の上位5機種は、iPhone XR、iPhone 11、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone Xでした。

     

  • 2021年に最も多く取引されたAndroid端末は、サムスンGalaxy S9でした。

     

  • 2021年の平均下取り価格はiPhoneで199ドル(約23,051円)、Android端末で98ドル(約11,334円)でした。全体的な端末の平均下取り価格は140ドル(約16,189円)で、2020年の124ドル(約14,339円)から13%増となりました。

 

Assurantの報告書によると、第4四半期は以下のようになっています。

  • 最も流通量が多かった端末は、4四半期連続でiPhone XRとなり、第4四半期においては上位5機種合計の33%を占めました。

     

  • 下取り端末の平均使用期間は第4四半期に減少しましたが、これは第4四半期にはよく見られる傾向です。下取り端末の平均使用期間は、2021年第3四半期でiPhoneが3.39年、Androidが3.08年、2021年第4四半期でiPhoneが3.36年、Androidが2.96年でした。

     

  • 第4四半期にはデバイスの平均下取り価格に意外な動きがあり、2021年第3四半期と比較して10%減という大きな下落が見られました。第4四半期の端末の平均下取り価格は136ドル(約15,724円)でした(第3四半期は150ドル(約17,343円))。

     

  • ウェアラブル機器に関しては、Apple Watch Series 6が最も下取り価格が高く、183.68ドル(約21,240円)となりました。

     

    Assurantのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼グローバル・コネクテッド・リビングのプレジデントを務めるビジュ・ナイア(Biju Nair)は次のように述べています。「第4四半期は、スマートフォンの新製品の発売、ブラックフライデーやサイバーマンデーなどのセール、クリスマスやお正月の買い物など、もともと下取りやアップグレードが好調な時期ではありますが、驚くべきことに、直近の第4四半期では下取りとアップグレードが急増し、10億ドル以上が米国の消費者に還元されるという記録的な年になりました。これは本当に信じられないことであり、消費者を5Gに移行させる上で下取りとアップグレードプログラムがいかに重要であるかを示しています。」

    また、次のようにも述べています。「多くの事業者、OEM、小売業者、ケーブルテレビ事業者は、5Gへの移行を促進するために下取りやアップグレードのプロモーションを行っており、これらのインセンティブは明らかに機能しています。また、より多くの消費者がオンラインで下取りを行うようになっており、これが全体的な下取り指標を押し上げていることは間違いありません。さらに、下取りの利便性を高めるために、消費者が店舗でデバイスを購入した後、古いデバイスを自宅で下取りできるようにする、『Take Home-trade Later』のようなシステムも実現させました。」

    Assurant Japan代表取締役社長の藤本 潤一は次のように述べています。「端末の下取り及び再生事業は、サステナビリティやESGの観点からも高いポテンシャルを有しています。電子電機廃棄物を減らし、希少金属を回収することで新たな採掘の必要性を減らすことができます。持続可能な社会の実現にも繋がるこのビジネスを日本でもますます推進していければと思います。」

    Assurantの報告書は、北米における下取りとアップグレードの傾向に関する洞察を提供しています。この報告書では、AssurantのDevice IQ分析プラットフォームのデータと業界の市場データを使用して、四半期中に下取りやアップグレードプログラムを通じて提供されたスマートフォンやウェアラブル機器の上位機種、下取りやアップグレード時のデバイスの平均使用期間と価格を特定しています。

    Assurantの2021 Annual Mobile Trade-in and Upgrade Industry Trends reportは、こちらからダウンロードできます。

    AssurantのQ4 2021 Mobile Trade-in and Upgrade Industry Trends reportは、こちらからダウンロードできます。

     

    Assurant(アシュラント)について  

    Assurant(NYSE:AIZ)は、革新的なハウジングとライフスタイルソリューションを提供するグローバル・プロバイダーです。グローバルな知見と絶えず変化する各地域の消費者ニーズの予測に基づき、世界の主要ブランドとのパートナーシップを通じて、最高の顧客体験に資する革新的なソリューションを提供します。世界21カ国で事業展開するフォーチュン500企業の1社であり、携帯端末ソリューション、延長サービス契約、車両保険サービス、レンターズ保険などを提供しています。また、当社が運営するAssurant Foundation (Assurant財団)は、地域社会の支援、発展、インクルージョン(一体性)を促し、将来のリーダー育成に貢献する慈善パートナーを支援することで、コミュニティーへの貢献を深めています。  

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